2016年12月18日日曜日

朝日杯FS回顧

そもそもがハイレベルなメンバーとは言い難い構成でしたが、終わってみれば「ディープ産駒が普通に勝っただけ」という感じのレースでしたね。ただ、中継だとわかりにくいですが、実は四位騎手が結構えげつなく、華麗にモンドキャンノをブロックし続けるという騎乗をしていたこともサトノアレスの勝因だと思います。

JRAの全週パトロールを1分20秒あたりから見るとわかりやすいです。


直線入ってすぐフラフラし始めてひとまずモンドの追い出しを遅らせます。

 で、加速がついて内に切れ込んで行ったところでモンドに進路が出来る。
で、モンドに寄せにいきます。

バルザローナは寄せられたくないのか外に逃げます。

そのままずっと四位さんが右にヨレ続けバルザローナも逃げ続けます。

四位騎手といえば大外ぶん回しジョッキーとして有名ですけど、馬に乗ること自体は非常に上手いと言われる騎手。そんなジョッキーが直線でフラフラ走ろうとする馬を御せないわけがない。
かつて、安藤勝己騎手なんかも制裁を受けないギリギリのラフプレーをよくやってましたが、四位騎手もそういうことが出来るジョッキーだったということでしょう。まっすぐ走ってたら結果は違ってた可能性もあったと思います。これは四位騎手のファインプレーでしょう。

ちなみにバルザローナはこの件についてハッキリ文句を言ってますw

レース後コメントがコチラ。

2着 モンドキャンノ(M.バルザローナ騎手)「折り合いだけ気をつけて、という話を聞いていました。前半少し行きたがったのですが、折り合いはついていました。直線も外から末脚を伸ばしてくれましたが、勝ち馬が外に流れてきてまっすぐ追えませんでした。あれがなかったら、とも思いますが、外回りの1600mをこなせたことは大きいです」~競馬実況webより引用~ http://www.radionikkei.jp/keiba/sp/post_10591.html

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